イェフリー・ラミレス・アルカラ(Yefry Ramírez Alcala, 1993年11月28日 - )は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手(投手)。
経歴
プロ入りとダイヤモンドバックス傘下時代
2011年にアマチュア・フリーエージェントでアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約してプロ入り。当時のポジションは内野手だった。契約後、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ダイヤモンドバックスでプロデビュー。44試合に出場して打率.169、4打点、2盗塁を記録した。
2012年には投手に転向した。この年はルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ダイヤモンドバックスでプレーし、18試合に登板して2勝0敗、防御率3.28、18奪三振を記録した。
2013年もルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ダイヤモンドバックスでプレーし、13試合(先発11試合)に登板して0勝6敗、防御率3.00、62奪三振を記録した。
2014年はルーキー級アリゾナリーグ・ダイヤモンドバックスとパイオニアリーグのルーキー級ミズーラ・オスプレイでプレーし、2球団合計で13試合(先発10試合)に登板して6勝3敗、防御率3.06、65奪三振を記録した。
2015年はルーキー級ミズーラでプレーし、14試合(先発13試合)に登板して5勝5敗、防御率5.35、61奪三振を記録した。
ヤンキース傘下時代
2015年12月10日にルール・ファイブ・ドラフト(マイナーリーグ・フェイズ)でニューヨーク・ヤンキースから指名され、移籍した。
2016年は傘下のA級チャールストン・リバードッグスとA 級タンパ・ヤンキースでプレーし、2球団合計で22試合に先発登板して7勝9敗、防御率2.82、132奪三振を記録した。オフの11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りを果たした。
2017年はAA級トレントン・サンダーでプレーした。
オリオールズ時代
2017年7月31日に金銭トレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍した。移籍後は傘下のAA級ボウイ・ベイソックスでプレーし、移籍前を含めた2球団合計で24試合に先発登板して15勝3敗、防御率3.47、117奪三振を記録した。
2018年は開幕をAAA級ノーフォーク・タイズで迎えた。4月10日にメジャー初昇格したが、この時は登板機会は無く、12日にAAA級ノーフォークへ降格した。6月13日に2度目の昇格を果たすと、同日のボストン・レッドソックス戦にて先発でメジャーデビュー(4.1回を3失点で敗戦投手)。この年メジャーでは17試合(先発12試合)に登板して1勝8敗、防御率5.92、62奪三振を記録した。
2019年5月22日にDFAとなった。
パイレーツ時代
2019年5月27日に後日発表選手または金銭とのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した。オフの11月4日にマイナー契約で傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスへ配属され、同日中にFAとなった。
メッツ傘下時代
2020年1月8日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。9月20日に自由契約となった。
ドジャース時代
2021年3月25日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ。シーズンでは5月のマイナーリーグ開幕より傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーし、8月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。1試合に登板後の8月4日にDFAとなり、7日にマイナー契約でAAA級オクラホマシティへ配属された。
2022年5月31日に自由契約となった。
ハンファ時代
2022年6月1日にKBOのハンファ・イーグルスと契約した。しかし、同年限りで自由契約となった。
投球スタイル
平均93.2mph(約150.0km/h)のフォーシームが投球の半分を占め、変化球ではチェンジアップ、スライダーを投げる。
詳細情報
年度別投手成績
- 2021年度シーズン終了時
背番号
- 32(2018年 - 2019年5月21日)
- 70(2019年8月4日 - 同年終了)
- 67(2021年)
- 22(2022年)
脚注
注釈
出典
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 R
- ドミニカ共和国出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Yefry Ramirez stats MiLB.com (英語)




