日渡 早紀(ひわたり さき、1961年〈昭和36年〉7月5日 - )は日本の漫画家。神奈川県川崎市出身。血液型はB型。代表作に『ぼくの地球を守って』など。


来歴

実家は書店。1981年〈昭和56年〉、『魔法使いは知っている』で白泉社の第6回アテナ大賞第2席を受賞。この作品が1982年〈昭和57年〉『花とゆめ』(白泉社)第4号に掲載され、デビュー。

なお、この作品は早紀シリーズ第1話として位置付けられている。

作品リスト

発表年は掲載誌の号数に準拠。単行本は花とゆめコミックス、文庫版は白泉社文庫、愛蔵版はジェッツコミックスより刊行(全て白泉社)。

  • 早紀シリーズ(1982年 - 1985年、『花とゆめ』・『別冊花とゆめ』) - 単行本シリーズ計2巻・文庫版シリーズ計1巻
    • 単行本は『星は、すばる。』、『無限軌道』が刊行。
    • 文庫版は『星は、すばる。』が刊行。
  • アクマくんシリーズ(1982年 - 1986年、『花とゆめ』) - 単行本シリーズ計7巻・文庫版シリーズ計4巻
    • 単行本は『アクマくんにお願い』、『アクマくん ぼくは天使になりたい』、『アクマくん ブラック・ミニオン』、『アクマくん 魔法★BITTER』全4巻が刊行。
    • 文庫版は『アクマくんにお願い』、『アクマくん ブラック・ミニオン』、『アクマくん 魔法★BITTER』全2巻が刊行。
  • 記憶鮮明シリーズ(1984年 - 1999年、『花とゆめ』・『花ゆめEPO』・『別冊花とゆめ』) - 単行本シリーズ計2巻・文庫版シリーズ計1巻
    • 単行本は『記憶鮮明』、『偶然が残すもの』が刊行。
    • 文庫版は『記憶鮮明』が刊行。
  • ぼくの地球を守って(1986年 - 1994年、『花とゆめ』) - 単行本全21巻・文庫版全12巻・愛蔵版全10巻
  • 未来のうてな(1994年 - 1999年、『花とゆめ』) - 単行本全11巻・文庫版全5巻
  • 宇宙なボクら!(1999年 - 2001年、『花とゆめ』) - 単行本全4巻・文庫版全2巻
  • GLOBAL GARDEN(2001年 - 2005年、『花とゆめ』) - 単行本全8巻・文庫版全4巻
  • ボクを包む月の光 ─ぼく地球(タマ)次世代編─(2003年 - 2015年、『別冊花とゆめ』・『花とゆめプラス』) - 単行本全15巻
  • ぼくは地球と歌う ─ぼく地球(タマ)次世代編II─(2015年 - 連載中、『別冊花とゆめ』・『MELODY』) - 単行本既刊9巻(2024年7月5日現在)

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 村石憲一 編「まんが家23人筆記アンケート:日渡早紀」『まんが情報誌月刊ぱふ 2月号:通巻97号』第11巻、第2号、雑草社、102-103頁、1985年(1985年2月1日発行)。全国書誌番号:00042666。「生年月日・出身県・血液型・デビュー作ほか」 
  • 三浦修二 編「少女マンガ大特集」『月刊MOE 10月号:通巻180号』第16巻、第7号、白泉社、6-40頁、1994年(1994年10月1日発行)。 
  • まんがseek・日外アソシエーツ編集部 共著『漫画家人名事典』日外アソシエーツ、2003年(2003年2月25日発行)、319頁。ISBN 4816917608。「出身地:神奈川県川崎市」 

外部リンク

  • 日渡ぷらす日記 公式ブログ (日本語)(2010年4月9日 04時06分00秒 - )
  • 日渡早紀 (@hujisunsun_m7) - X(旧Twitter)
  • 《画業40年》“SF少女マンガの先駆者”日渡早紀が変えたもの、変わらないもの「手書きのファンレターも、雑誌の広告欄もなくなりました」 | 文春オンライン - 文藝春秋

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