寺山(てらやま)は、新潟県新潟市東区の町字。現行行政地名は寺山一丁目から寺山三丁目と大字寺山。住居表示は一丁目から三丁目が実施済み区域、大字が未実施区域。郵便番号は950-0892。
概要
1889年(明治22年)から現在の大字。及び1992年(平成4年)から現在の町名。通船川の南岸に位置する。
もとは江戸時代から1889年(明治22年)まであった寺山新田の区域の一部。
隣接する町字
北から東回り順に、以下の町字と隣接する。
- 豊
- 逢谷内
- 児池
- 中島
- 上木戸
- はなみずき
- 上木戸
歴史
開発年代は不明。1877年(明治10年)に石仏新田を編入し、1889年(明治22年)に松島村の大字となる。1943年(昭和18年)は寺山新田と称した。
純農村であったが、昭和30年代後半から宅地化が進み、新潟新発田線(旧国道7号)沿いに商店が並ぶ。
編入した村・新田
1889年(明治22年)以前に、以下の新田を編入。
- 石仏新田(いしぼとけしんでん)
- 江戸時代から1877年(明治10年)まであった新田名。通船川の南岸に位置し、1637年(寛永14年)に開発された。
分立した町字
1889年(明治22年)以後に、以下の町字が分立。
- 豊(ゆたか)
- 1979年(昭和54年)に分立した町字。
- 材木町(ざいもくちょう)
- 1979年(昭和54年)に分立した町字。
年表
- 1889年(明治22年)4月1日 : 合併により松島村の大字となる。
- 1898年(明治31年)2月4日 : 松島村の村域が三分割され、三箇村の大字となる。
- 1901年(明治34年)11月1日 : 合併により大形村の大字となる。
- 1943年(昭和18年)6月1日 : 合併により新潟市の大字となる。
- 1992年(平成4年)11月24日 : 住居表示を実施。
- 2007年(平成19年)4月1日 : 新潟市の政令指定都市移行により、東区の大字となる。
世帯数と人口
2018年(平成30年)1月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
主な企業・施設
- 寺山緑地
交通
- 国道7号(新潟バイパス)
- 新潟県道3号新潟新発田村上線
脚注
注釈
出典
参考文献
- 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3。
- 『新潟歴史双書 8 新潟の地名と歴史』新潟市、2004年3月31日。
- “市報にいがた 1343号2面”. 新潟市 (1992年11月22日). 2014年8月10日閲覧。
関連項目
- 寺山 (曖昧さ回避)


