田村町大供(たむらまち おおとも)は、福島県郡山市の大字である。郵便番号は963-1153。

地理

郡山市南東部の田村地区に属する。北で田村町山中、田村町金沢、東で田村町細田、田村町谷田川、南で田村町岩作、西で田村町守山とそれぞれ隣接する。また西側の田村町守山と田村町山中、田村町御代田との境界部に当大字の飛地(字三堂平)が田村町岩作の飛地とともに存在し、南で須賀川市江持とも隣接する。概ね町村制施行以前の田村郡大供村の流れを汲む地域である。一級水系阿武隈川水系谷田川支流黒石川下流域および支流の上石川左岸下流域を主な範囲とする。谷田川や黒石川、上石川に沿う平野部には水田が広がり、高台には畑や果樹園、集落が広がる。田村町大善寺に所在する郡山警察署田村駐在所及び田村町岩作に所在する郡山消防署田村分署がそれぞれ管轄にあたる。

主な字

河川

一級水系阿武隈川水系
  • 谷田川(大滝根川支流)
    • 黒石川
      • 上石川

歴史

  • 1879年1月27日 - 守山藩領大供村が福島県内における郡区町村制の施行により田村郡の村となる。
  • 1889年4月1日 - 町村制の施行により大供村が山中村、岩作村、守山村、大善寺村、御代田村、正直村、徳定村、金沢村、細田村と合併し田村郡守山村が発足する。旧大供村域は新しい守山村の大字となる。
  • 1908年3月13日 - 守山村が町制施行し守山町となり、守山町の大字となる。
  • 1955年1月1日 - 守山町が谷田川村と高瀬村の一部と合併し田村町が発足し、田村町の大字となる。
  • 1965年5月1日 - 田村町が郡山市、安積郡富久山町、日和田町、熱海町、安積町、喜久田村、逢瀬村、片平村、三穂田村、湖南村と合併し新たな郡山市が設立され、郡山市の大字となる。

世帯数と人口

2024年1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである。

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。

交通

道路

  • 国道49号
  • 福島県道293号江持谷田川停車場線
  • 郡山市道1-64号上道渡守山線

施設

  • 大供集会所
  • 守山温泉 白水館
  • 地蔵堂
  • 八雲神社

脚注

関連項目

  • 郡山市

【自動車+雑録系】自動車前面展望映像/国道49号線/福島県郡山市田村町大供谷田川腰巻→いわき市好間町北好間槐作/田村町谷田川交差点・上三坂橋

田村神社

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