ブジェツラフ(チェコ語: Břeclav [ˈbr̝ɛtslaf])はチェコの都市。オーストリア、スロヴァキア国境に近い。世界遺産として登録されている「レドニツェとヴァルチツェの文化的景観」地域へバスで30分程度。かつてはオーストリア領で、ルンデンブルク(Lundenburg)と称された。人口は約2万5千人(2005年)。
概要
ディイェ川沿いに位置する。鉄道交通における要所であり、チェコのブルノ(50キロ北西)、オーストリアのウィーン(70キロ南西)、スロヴァキアのブラチスラヴァ(70キロ南)などへと至るインターシティ(IC)が頻繁に運行している。
11世紀半ば、ブジェチスラフ1世(Břetislav I.)によって街の基礎が築かれた。街の名称も彼の名にちなんでいる。1839年、ウィーンからブジェツラフを経てブルノへと至る鉄道路線が開通した。
ユダヤの歴史とも関係の深い街で、15世紀初頭よりユダヤ人が居住していた記録が残されている。三十年戦争、第二次世界大戦の戦禍でシナゴーグが破壊されたが、1999年までに再建され、南モラヴィア地方におけるユダヤ人の歴史などが展示されている。
姉妹都市
- アンドリシュフ、ポーランド
- プレゾヴァー・ポド・ブラドロム、チェコ
- ノヴィー・ボル、チェコ
- シェントイェルニェイ、スロベニア
- トルナヴァ、スロバキア
- ズヴェンテンドルフ・アン・デア・ドナウ、オーストリア
外部リンク
- ブジェツラフの公式サイト (チェコ語) (ドイツ語) (英語)




