茂住峠(もずみとうげ)は、富山県富山市と岐阜県飛騨市にまたがる峠。標高は1067m。

特徴

西側の岐阜県飛騨市の茂住集落と、東側の富山県富山市の長棟集落(廃村)を結ぶ峠で、どちらの集落もかつては鉱山が存在していた。

岐阜県側からは比高800m、富山県側からは比高150m程度と、片峠に分類できる。

峠上には駐車可能な広場があり、また富山の百山の一座である六谷山の登山口となっている。

地質

茂住-祐延断層と言う断層上にある峠で、地質的には砂礫層と腐植土層に分断されている。この断層の最新活動時期は16世紀ごろとされている。飛越地震ではこの断層上の集落で特に大きな被害が出た 。

自然

峠の上部はブナ林が広がっており、秋には一帯が紅葉する。峠近くにある六谷山ではアカモノやウラジロヨウラクが見られる。

アクセス

岐阜県側から国道41号から分岐する茂住林道を通ってアクセスする。茂住林道は未舗装のダートであるが、比較的道幅は広い。 富山県側からは長棟林道が繋がっているものの、茂住峠10km手前にある桧峠のゲートで一般車両通行止めとなっているため、この峠へのアクセスは難しい。

脚注

参考文献

  • 『富山県山名録』桂書房

外部リンク

  • 地理院地図(電子国土web)- 茂住峠

関連項目

  • 富山市
  • 飛騨市
  • 日本の峠一覧

茂住峠~桧峠 ぎんなんの自転車日記

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毛無峠【秘境】絶景 あけまるるる

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