ケニア航空(ケニヤこうくう、英語:Kenya Airways) は、ケニアの航空会社で、同国のフラッグ・キャリアである。
概要
設立以降は長らくケニア政府の管轄下にあったが、1996年の民営化後にはアフリカ初のフラッグキャリアとなった。 ケニア国内およびアフリカ大陸内の国際線を中心に就航している。2007年9月にスカイチームにアソシエート・メンバーとして加盟、2010年6月にフルメンバーとなった。2000年代に入り新塗装が導入され、機体に「The Pride of Africa」と書かれている。
アフリカ大陸外にも豊富な国際線網を持っており、アジアでは、広州、バンコク、ムンバイ、ドバイなどへ、ヨーロッパではロンドン/ヒースロー、パリ/CDG、アムステルダムに就航しているが、日本からの自社便は就航していない。
航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している 。
就航都市
※2019年現在
アフリカ
- アビジャン
- アブジャ
- アクラ
- アディスアベバ
- アンタナナリボ
- バマコ
- バンギ
- ブランタイヤ
- ブラザヴィル
- ブジュンブラ
- ケープタウン
- コトヌー
- ダカール
- ダルエスサラーム
- ジブチ
- ドゥアラ
- ダーバン
- ザウジ
- エルドレット
- エンテベ
- フリータウン
- ハボローネ
- ハラレ
- ヨハネスブルグ
- ジュバ
- ハルツーム
- キガリ
- キリマンジャロ
- キンシャサ
- キスム
- ラゴス
- リロングウェ
- リビングストン
- ルアンダ
- ルブンバシ
- ルサカ
- ヴィクトリア
- マリンディ
- マプト
- モーリシャス
- モンバサ
- モンロビア
- モロニ
- ムワンザ
- ナンプラ
- ンドラ
- ワガドゥグー
- ペンバ
- ウィントフック
- ヤウンデ
- ザンジバル
アジア
- アブダビ
- バンコク
- コロンボ
- デリー
- ドバイ
- ハノイ
- ジッダ
- ムンバイ
- 北京
- 広州
- 香港
ヨーロッパ
- ロンドン
- パリ
- アムステルダム
保有機材
2024年現在
- ボーイング787-8型機 : 9機
- ボーイング737-800型機 : 8機
- ボーイング737-300F型機(貨物型) : 2機
- エンブラエル190型機 : 13機
退役済
- エアバスA310型機
- ボーイング707-320B型機
- ボーイング737-200型機
- ボーイング767-300ER型機
- ボーイング777-200ER型機
- ボーイング777-300ER型機
- エンブラエル170LR型機
- ボーイング737-700型機
航空事故
- 1989年7月11日: ボレ国際空港を離陸したボーイング707-320B型機(機体番号:5Y-BBK)が降着装置不良のため同空港に引き返した際、滑走路をオーバーランした。
- 2000年1月30日 : アビジャン発ラゴス経由ナイロビ行きの431便・エアバスA310-304型機(機体番号 : 5Y-BEN)が、アビジャン空港を離陸直後、空港の東方約2kmの大西洋上に墜落。搭乗していた乗員 10名・乗客 169名の計 179名のうち169名が死亡し、乗客 10名が生存した。「ケニア航空431便墜落事故」を参照。
- 2007年5月5日 : アビジャン発ドゥアラ経由ナイロビ行きの507便・ボーイング737-8AL型機(機体番号 : 5Y-KYA)が、上昇中にドゥアラ空港の南東 約5.5kmのカメルーン南部の熱帯雨林の湿地帯に墜落。搭乗していた乗員 9名・乗客 105名の計 114名全員が死亡した。「ケニア航空507便墜落事故」を参照。
脚注
外部リンク
- Kenya Airways
- Kenya Airways (@officialkenyaairways) - Instagram
- ケニア航空(日本語版サイト) : 当社の日本国内における旅客総代理店を務めている「サンワールドエアーサービス」が運営。




